第215回TOEIC L&R公開テスト 難易度と感想



2016年11月20日の第215回TOEIC Listening & Reading公開テスト、東京都足立区の帝京科学大学 千住キャンパス7号館にて受験しました。昨年2015年9月以来の会場です!半年前の6月公開テストは近くの別の校舎(本館)で受験したので、久しぶり感はありません。さて、今日のテストの難易度と感想をお届けします!

第215回TOEIC会場

まず、私の受験したフォームについて。Part 1で「何かを飲んでいる男性」と「椅子の背にジャケットがかけてある室内」の写真があり、Part 7の同義語問題が2問、15:02終了のテストでした。

全体としての難易度、これまでの新形式テストをかんたん・普通・難しいの3つに分類すれば、「普通」レベルだったと感じました。

パート毎の感想(難易度)は以下の通りです。

Part 1: 普通
Part 2: やや難
Part 3: 普通
Part 4: 普通
Part 5: やや難
Part 6: 普通
Part 7: 普通(SP 普通、DP 普通、TP 普通)

※ 難易度は 易・やや易・普通・やや難・難 の5段階評価です。

Part 1、人物が1名の写真が3問、2名が2問、無人(屋内)が1問でした。受動態の進行形(is being V-ed)が正解にからむ出題がありました。

Part 2が難しいのはいつもとおりですが、新形式の中で較べてもやや難し目。WH疑問文は11問で多めでした。数は数えていないのですが、疑問文ではないStatementの出題も多め。また、消去法で考えないと悩むレベルの、微妙な選択肢もありました。

Part 3と4は、今回は「フツー」の難易度レベルとの感想です。会話やトークが速いという印象を受けることが最近目立ったのですが、今回は落ち着いていた印象があります。Part 3は意図問題が2問、グラフィック問題が3問。フルセンテンスの選択肢の問題が9問(うち2問は意図問題)。グラフィック問題は2問は「キーワード系」の易しいレベルでした。Part 4は意図問題が3問、グラフィック問題が2問。フルセンテンスの選択肢の問題が10問(うち3問は意図問題)。Part 4のグラフィック問題は、記憶ではどちらも「キーワード系」でした。

Part 5はやや難し目。前置詞・接続詞・副詞を問う問題が4問ありました。その内の1問は、相関接続詞が正解になるものでした。品詞問題は副詞がちょっと多めの印象。代名詞の問題で再帰代名詞(〜self)が正解となる出題がありましたが、これは強調の意味の「副詞的用法」ではなく、本来の再帰代名詞(目的語が主語と一致する場合は、通常の目的格でなく、再起代名詞を用いる)というもの。前回、韓国の公開テストでも出題されたばかりでした。

Part 6は文脈問題が12問で標準的〜やや多め。文選択問題は微妙な選択肢がなく、簡単でした。文脈語いの問題で前置詞が問われるものが印象的。

Part 7、長文のボリュームがやや多めでしたが、全体としての難易度は標準的でした。長文タイプとして、articleやe-mailの出題が多かったこと、同義語問題が2問と少なかったことが、特に印象に残っています。あと、個人的に一番の発見は、履歴書の意味でrésuméではなく、CVが使われていたこと!

相澤自身の本日の時間配分は、以下のとおりでした。

Part 5 13:46〜13:58 12分
Part 6 13:58〜14:07 9分
Part 7 SP-シングルパッセージ 14:07〜14:33 26分
Part 7 DP-ダブルパッセージ 14:33〜14:43 10分
Part 7 TP-トリプルパッセージ 14:43〜15:58 15分

テスト報告は以上です!

先日訪れた信州安曇野の穂高神社にて、ベストスコア&目標スコア祈願をしました。

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神崎正哉先生のTOEIC136回受験記念ラジオ、20時スタートです。


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