第216回TOEIC L&R公開テスト 難易度と感想



2016年12月11日の第216回TOEIC Listening & Reading公開テスト、千葉県野田市の東京理科大学 野田キャンパスにて受験しました。初受験の会場ですが、こちらのキャンパスでTOEIC講座を担当したことがあるので、ホーム感があって落ち着きました!さて、今日のテストの難易度と感想をお届けします!

第216回TOEIC L&R会場

まず、私の受験したフォームについて。Part 1で「座っている女性」と「無人の室内でランプが点灯している」の写真があり、15:01終了のテストでした。(この部分 は19:20に追記)

全体としての難易度、これまでの新形式テストをかんたん・普通・難しいの3つに分類すれば、「やや難」レベルだったと感じました。

パート毎の感想(難易度)は以下の通りです。

Part 1: 普通
Part 2: 難
Part 3: 普通
Part 4: 普通
Part 5: やや難
Part 6: 普通
Part 7: 普通(SP やや易、DP 普通、TP やや難)

※ 難易度は 易・やや易・普通・やや難・難 の5段階評価です。

Part 1、人物が1名の写真が2問、2名が1問、3名以上が2問、無人(屋内)が1問でした。標準的な難易度でした。

Part 2が難しいのはいつもとおりですが、新形式の中で較べても難し目。WH疑問文は11問で多めですが、「いつ?」に対して「いつ?」と応えるといった間接的な出題も多いと感じました。また、発言が全般的に速く、よりいっそう難しいという印象につながりました。

Part 3と4は、今回は「フツー」の難易度レベルとの感想です。Part 3は意図問題が3問、グラフィック問題が2問。フルセンテンスの選択肢の問題が8問(うち1問は意図問題)。Part 4は意図問題が2問、グラフィック問題が3問。フルセンテンスの選択肢の問題が5問(うち1問は意図問題)。Part 3で “Speak with a manager” という正解があったのですが、電話をかけた女性がその話相手の上司と話すというパターンで、珍しい展開でした。Part 4の留守電メッセージでは、男性がフライトアテンダントの石川さんを褒めるというトークがあったのですが、知人のフライトアテンダントと同姓同名でびっくりしました。おかげで次の問題をちょっと聞きそびれてしまいました。

Part 5はやや難し目。代名詞の指示語(yourself/ourself/themselves等の選択肢から正しい「人」を選ぶ問題)が出題されていたのが珍しい。あと、最終ページの語い問題、難しかったですね。

Part 5は普通。Part 6は文脈問題が13問で多め(語い 7問、時制 1問、代名詞 1問、文選択4問)。一方、文選択問題は微妙な選択肢がなく、簡単でした。

Part 7、全体としての難易度は標準的でした。長文タイプarticleが1つだけなのは珍しい。同義語問題が3問とやや少なめ。選択肢検証型問題 (What is indicated about〜?など)が11問で少なめ、NOT問題も2問(うち1問は選択検証型NOTで、先ほどの11問に含まれる)でした。

相澤自身の本日の時間配分は、以下のとおりでした。

Part 5 13:46〜13:59 12分
Part 6 13:59〜14:08 9分
Part 7 SP-シングルパッセージ 14:08〜14:30 20分
Part 7 DP-ダブルパッセージ 14:30〜14:40 10分
Part 7 TP-トリプルパッセージ 14:40〜15:55 15分

テスト報告は以上です!

会場に行く途中、柏神社にてベストスコア&目標スコア祈願をしました。

第216回TOEIC L&R公開テスト 柏神社

神崎正哉先生のTOEIC137回受験記念ラジオ、20時スタートです。


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