第206回TOEIC公開テスト 難易度と感想



2015年12月13日の第206回TOEIC公開テスト、東京都足立区北千住の帝京科学大学 千住キャンパス本館にて受験しました。先月に続いて同会場での受験です。では、今日のテストの難易度と感想をお届けします!

第206回TOEIC会場

受験したフォームは4LIC38、マークシートA面がピンク色、TOEIC業界用語で言うところのメジャーフォームです。テストは15時02分終了でした。なおマークシートA面が緑色だった場合はマイナーフォーム 4LIC39となります。

パート毎の感想(難易度)は以下の通りです。

Part 1: やや易
Part 2: 普通
Part 3: やや難
Part 4: やや難
Part 5: 普通
Part 6: やや難
Part 7: やや難(SP 難、DP やや難)

※ 難易度は 易・やや易・普通・やや難・難 の5段階評価です。

今回も前回と同じく、Part 3/4/7が難しく、これらのパートのウェイトが増える新形式を意識したかのような出題でした。

Part 1は紛らわしい音や単語等は少なく、基本的な問題が中心。Part 2もWH疑問文がやや少なめ(13問)だったくらいで、通常通り。Part 3は先読みからの会話内容の予測がちょっとしにくい印象。Part 4、前半は「簡単」と思っていましたが、後半は一筋縄ではいきませんでした。設問とトーク内の正解根拠が逆転している問題も後半で見られました。

Part 5は難易度・設問タイプの内訳とも、標準的。品詞問題12問、語い問題15問で、難易度も特筆すべきものはなかったという印象です。代名詞(格)の問題では、所有格が1問と再帰代名詞(強調)が1問など、教科書通りの出題にホッとしました。

一方、Part 6は最近の文脈語い中心の傾向がより強化され、文脈語いのオンパレード(計8問)。また、それ以外の問題には品詞が目立ち、難易度も高いと感じました。Part 6では時間をかけ過ぎないことを心がけたいですね。

Part 7も引き続き難易度が高い長文本文、設問内容も難しいものが多かったと感じます。one purpose系の問題が2問、What is indicated about〜?という形式の問題(難問が多い)が19問、同義語問題4問といったところが特筆すべき点でしょうか。シングルパッセージ最後のarticleなどは、本文・設問ともこれでもか!という内容で、ここでの時間の消費が、テストの成否を分けそうです。

相澤自身の本日の時間配分は、以下のとおりでした。

Part 5 13:46〜14:59 13分
Part 6 13:59〜15:05 6分
Part 7 シングルパッセージ 14:09〜14:32 28分
Part 7 ダブルパッセージ 14:32〜15:50 18分

テスト報告は以上です!

今朝は下谷神社にてスコアアップ祈願してきました。今回は絵馬ではなく、「願かけきつね」です。ちょっとかわいいですよね。次はたぬきがいいなぁ。

下谷神社

願かけきつね

神崎正哉先生のTOEIC127回受験記念ラジオ、今回からは20時スタートだそうです。


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