第316回TOEIC公開テスト 難易度と感想(韓国)



2016年9月11日の韓国の第316回TOEIC公開テスト、ソウル江南区の高校にて受験しました。高級ブランド店などが並ぶ通りを一歩入ったところに受験会場があり、東京の表参道でテストを受けるイメージでした。さて、今日のテストの難易度をお届けします!(投稿するのを忘れてました。追記 10月9日)

受験したフォームは4MIC39。前回のテストフォームから数字が飛んでいるのが個人的には気になります。テストは10時10分開始、12時10分終了でした。(リスニング45分間のテストは久しぶり!)

パート毎の感想(難易度)は以下の通りです。

Part 1: 普通
Part 2: やや難
Part 3: やや易
Part 4: やや難
Part 5: やや難
Part 6: 普通
Part 7: 普通(SP 普通、DP やや難、TP 普通)

※ 難易度は 易・やや易・普通・やや難・難 の5段階評価です。

なお、今回から難易度の基準を見直しました。過去7回受験した新形式TOEICの難易度(過去7回の平均)を「普通」の基準としました。これまでの難易度評価は、少し難しめに偏っていたと思いますが、これからは「新形式」の中で比較した評価をお伝えしていきます。

Part 1は普通。人物1名の写真が3問、人物複数が2問(うち1問は乗り物=車あり)、無人の写真(室内)が1問でした。「cleaning machineに女性が座っている」という選択肢に、しばしcleaning machineを探してしまいました。大きなモップが付いたトラクターのような車両に女性が乗っており、正解!ちょっとだけ難問でした。

Part 2は新形式で難化が目立つパートですが、今回は新形式の中で比較しても難し目。「やや難」評価です。WH疑問文が12問(多め)ですが、後半はきっちり難しい内容になっているのが新形式らしいと感じました。

Part 3、前回までだと「やや難」の評価にしていた程度の難易度ですが、「新形式」の比較では平均より易しい内容でした。今回はグラフィック3問、意図問題2問でした。

Part 4は逆に少し難し目。新形式になって職業を問う問題の出題数が増えていますが、深読みしすぎておそらく間違えた問題がありました。他にもひっかけの選択肢がよくできているものがあったと記憶しています。グラフィック2問、意図問題3問。

Part 5は語彙問題などが少し難し目だと感じました。

Part 6は標準的。文脈問題は計9問でちょっと少なめですね。文選択問題についても、特別に難しいものはありませんでした。が、文選択問題は本質的に他のものに比べて難しいタイプ。時間の使い方等には気をつける必要がありますね!

Part 7はダブルパッセージがやや難し目でした。ちなみにパッセージのタイプarticleの登場回数は計3回(シングルパッセージ 2、ダブルパッセージ 1)。articleはコンスタントに出題されていますので、e-mailとならんで意識して攻略していきたい分野です。

相澤自身の本日の時間配分は、以下のとおりでした。

Part 5 10:55〜11:08 13分
Part 6 11:08〜11:18 10分
Part 7 SP-シングルパッセージ 11:18〜11:45 27分
Part 7 DP-ダブルパッセージ 11:45〜11:55 10分
Part 7 TP-トリプルパッセージ 11:55〜12:08 13分


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