第313回TOEIC公開テスト 難易度と感想(韓国)



2016年7月31日の韓国の第313回TOEIC公開テスト、ソウル市内の高校にて受験しました。今日のテストの難易度をお届けします!

韓国第313回TOEICテスト会場 空港高等学校

受験したフォームは4MIC32です。テストは10時08分開始、12時09分終了でした。

パート毎の感想(難易度)は以下の通りです。

Part 1: 普通
Part 2: 難
Part 3: やや難
Part 4: 普通
Part 5: やや難
Part 6: 普通
Part 7: やや難(SP やや難、DP やや難、TP やや難)

※ 難易度は 易・やや易・普通・やや難・難 の5段階評価です。

Part 1の写真の内容は、人物1名が2つ(うち1つに乗り物)、人物2名が1つ、人物3名以上が2つ、人物なしが1つ(屋外)。個人的に、正解の選択肢の主語が「女性」の問題で性別の判別に苦しんだのと、人物ありの写真で「場所にモノがない」という正解の表現が難し目だと感じました。

Part 2は、今回も難しかった。WH疑問文の出題数は13問で多いのですが、終盤のWH疑問文は軒並み難しかったです。問いかけが質問ではなく平叙文(Statement)になっているものが4問で多め。一貫した傾向としてStatementが多く、難化に貢献していると感じています。

Part 3とPart 4について、これまでの新形式の中では総合的に一番難しいと感じました。新形式の出題数は意図問題がPart 3で3問、Part 4で2問、グラフィック問題はPart 3が2問、Part 4が3問で、個人的にはこのパターンは始めて。また、Part 3での3名の会話は1セットでした。いつもチェックしている「選択肢がフルセンテンスかフレーズか」ですが、フルセンテンスの設問はPart 3で12問(うち2問が意図問題)、一方Part 4では1問と対照的。自分の中で整理できていませんが、これも難易度に影響しているかもしれません。

Part 5は難し目でした。新形式になって全般的に簡単になった印象をもっていましたが、今回は旧形式と同程度の難易度。出題傾向は品詞8問、動詞形 2問、前置詞vs接続詞 3問、代名詞 3問、関係詞 1問、語い10問、前置詞3問で標準的と言えます。130番付近に難し目の語い問題が並んでいて、これも旧形式を思い出した理由かもしれません。

Part 6は標準的。文選択問題については、長文を読めばちゃんと正解が選べる「適当な」難易度が揃っていたように思います。文脈問題は12問(語い 5問、時制 2問、接続副詞 1問、文選択 4問)で多めでした。

Part 7は先週に続き、新形式テストの中で比較しても難しかったように思います。選択肢検証型の設問「What is indicated/suggested about〜?」の数(計15問)が多かったと思います。NOT問題も計4問(うち1問はWhat is NOT indicated about〜?)ありました。同義語問題が計5問出題されており、新形式の傾向として同義語問題が多く出題されると結論づけてよさそうです。ちなみに熟語についての同義語問題、先週受けたフォームでは、設問が the words “some phrase” in paragraph X, line X, is closest in meaning to となっていました。始めて見る形式でちょっと驚いたのですが、今日のフォームでは the phrase “some phrase” になっていました。ちなみにこちらが従来通りの形式です。

相澤自身の本日の時間配分は、以下のとおりでした。

Part 5 10:54〜11:09 15分
Part 6 11:09〜11:19 10分
Part 7 SP-シングルパッセージ 16:19〜16:44 25分
Part 7 DP-ダブルパッセージ 16:44〜11:54 10分
Part 7 TP-トリプルパッセージ 11:54〜12:09 15分

テスト報告は以上です。


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