続・第309回TOEIC公開テスト 難易度と感想(韓国)



本日の公開テスト@韓国、難易度と感想の続きです!

まずは現行形式TOEICの公開テスト、これが最後かと思うと感慨深い思いがします!

さて、Part 1はどちらかといえば易しめに感じましたが、正解選択肢がちょっと珍しい形式の文だったり(不定詞が含まれてた)、単語が珍しかったりで難しく感じた方もいたのではないでしょうか。

Part 2は少し易しめ。WH疑問文は7-5-3(最初/真ん中/最後の10問ずつの分布)で合計15問出題されていました。多めといえば多め、ただ最近は15問の出題は珍しくありません(Why don’t we〜を含めれば16問)。あと、Why〜? で理由を問う質問に対して、Yes/Noが正解となるものが中盤で出題されました。これは難しかったので、ちょっと自信がありません。

Part 3はちょっと難し目。男性が間髪いれずに割り込んでくる会話があり、「新形式先取り?」と思いました。選択肢が文(フルセンテンス)となっている設問は3問、最近にしては少なかったです。ですが、正解ヒントが集中している会話が多く、最初の発言で2問分の正解が決まるセットが2つか3つありました。なので、やや難との評価です。あと、設問1問目が男女問題(設問の主語や所有格、According to XXXのXXX部が男性または女性)だったものが10セット中8問あり、多かったです。1問目の男女問題のうちの平均1問弱が最初のスピーカーと一致するのですが、今日は8問とも一致していました。

Part 4は普通。だけど1セットだけ、talkの中での正解根拠の登場順番と、設問の順番が食い違っているものがありました。一時期なりを潜めていましたが、最近のPart 4ではこのパターンが復活している気がします。選択肢が文(フルセンテンス)となっている設問は4問、これも最近にしては少なかったです。

Part 5は素直な出題だった印象。なのでやや易としました。

Part 6は文脈問題(一文で解けない問題)の数をカウントする余裕がなかったのですが、最後のセット(150-152)は3問とも文脈問題でした。あと、実質的に接続副詞の問題なのに、空欄が文頭ではなく文末に置かれているものが印象に残ってます。

Part 7は全体的に難し目の印象。その理由としては、選択肢検証型 (What is indicated about〜?など)が15問とやや多めだったこと、また、長文も全体的にやや難し目だったことが挙げられます。NOT問題は3問(標準的、うち1問はWhat is NOT indicated about〜?)、同義語問題は1問(通常2問なので少なめ)、目的を問う問題は計8問(標準的〜やや多め)でした。長文タイプとしては、articleが3つでやや多め、「ビジネス文書」のe-mailが5、letterが1、memoは0で標準的でした。

相澤自身の本日の時間配分は、以下のとおりでした。

Part 5 10:52〜11:06 14分
Part 6 11:06〜11:12 6分
Part 7 シングルパッセージ 11:12〜11:42 30分
Part 7 ダブルパッセージ 11:42〜12:02 20分

なお、テスト開始は10時06分、リスニングの時間は黒板に記載されていないので「おそらく」ですが、46分だったと思います。

他にもまだまだ、「へぇー、韓国のTOEICって…」という感想があるのですが、まずはここまでご報告!


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