昨日、9月のスコアシートを公開して、Abilities Measuredの活用法についても触れました。
Abilities Measuredの読み取り方について、質問いただきましたので、以下にまとめます。フォーム(問題用紙)が2種類あるので、「自分はどっちかな?」というところで困っている方が多いのですが、大丈夫。覚えていなくても判断できます。
まず、項目別正答率から正答数を調べる早見表(TEX加藤先生 9月、TEX加藤先生 10月、エッセンスのFacebookページ)と、ご自身のスコアシートをお手元にご準備ください。
3つのステップで読み取ってみましょう。
STEP1 Abilities MeasuredのL1〜L4とR1〜R5の9つの数値を確認
これはスコアシートに書いてあります。
項目別正答率(例)
項目 | L1 | L2 | L3 | L4 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 |
正答率 | 89% | 89% | 88% | 86% | 64% | 72% | 60% | 87% | 83% |
STEP2 受験したフォームの項目別正答数の早見表を用意
受験フォームが分かっていれば、対応した早見表をチェックします。フォームが不明ならば、STEP1の項目別正答数の9つの数値と両フォームの早見表を見比べて、9つの数値がすべて記載されている早見表を選んでください。
例では、L1が89で、これはどちらのフォームにも存在する数字。ですが、L2も89なので、フォーム24のみが該当。フォーム24を受験したことが分かります。
STEP3 早見表を使って項目ごとの出題数・正答数・誤答数をチェック
フォームが特定できたら、あとはそのフォームの早見表を読み取るだけ!
項目 | L1 | L2 | L3 | L4 | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 |
正答率 | 89% | 89% | 88% | 86% | 64% | 72% | 60% | 87% | 83% |
誤答数 | 2問 | 2問 | 2問 | 4問 | 5問 | 5問 | 10問 | 4問 | 4問 |
正答数 | 17問 | 16問 | 15問 | 24問 | 9問 | 13問 | 15問 | 26問 | 19問 |
出題数 | 19問 | 18問 | 17問 | 28問 | 14問 | 18問 | 25問 | 30問 | 23問 |
Abilities Measured(項目別正答率)の各項目の対応パート
各項目の対応パートは以下の通りです。
リスニング1:Part 1とPart 2の推測を伴う問題
リスニング2:Part 3とPart 4の推測を伴う問題
リスニング3:Part 1とPart 2の詳細を問う問題
リスニング4:Part 3とPart 4の詳細を問う問題
リーディング1:Part 7の推測を伴う問題
リーディング2:Part 7の詳細を問う問題
リーディング3:Part 7で複数の情報を紐付ける問題(+Part 6の文脈型)
リーディング4:Part 5とPart 6の語彙問題(+Part 7の同義語問題)
リーディング5:Part 5とPart 6の文法問題
おおまかに言えば、リスニング1&3がPart 1とPart 2、同2&4がPart 3とPart 4、リーディング4&5がPart 5とPart 6、同1&2&3がPart 7、ということ。
次回テストの作戦を立てるために、また、学習の指針を決めるためにご活用ください。