今日お店の中でビートルズの曲が続けて流れていて、何曲かジョンの歌が続きました。それでふと思い出したのが、『ジョン・レノンの50歳記念コンサート』。日付を調べたら1990年12月21日と22日。24年前の今日でした。年末の東京ドーム。
Greening of The World – John Lennon 50th Birthday
そんなタイトルのコンサートでした。多数のアーティストが出演しており、かなり豪華メンバー。来日組はYoko Ono、Sean Lennon、Miles Davis、Hall & Oates、Linda Ronstadt、Lenny Kravitz、Dave Edmundsなど。日本勢が忌野清志郎、内田裕也、シーナ&ロケッツ、細野晴臣、高橋ユキヒロ、佐野元春、久保田利伸、タケカワユキヒデなどなど、盛りだくさんのコンサートでした。
いくつかの曲は、今でも音と映像で記憶に残っているので、かなりインパクトがあったんだと思います。
Strawberry Fields Forever (Miles Davis)
I Found Out (Lenny Kravitz)
Yer Blues (Sheena & Rokkets)
そういえば内田裕也が自分の曲(コミック雑誌なんかいらない)を歌ってたのも覚えてます。それもインパクト強かった!
当時の自分は、コンサートでアルバイトしていて、将来は舞台監督になろうと思っていたはず。このコンサートでは、ステージハンドと言われる仕事で、舞台の転換(楽器の入れ替え等)を手伝う下っ端のバイトくんでした。
当時の英語は受験勉強仕込み。つまり、「英会話」の実力は皆無に近かったはずですが、自分の好きな音楽の現場で、カタコトでも英語が通じるのが楽しくて、英語を使っていた記憶があります。英語が通じる、というよりも、ボディーランゲージ、身振り手ぶりでコミュニケーションしていたと言ったほうがいいでしょう。「現場の仕事」はどこでもやることは変わらないので、あんまり言葉は必要ないのです。(すくなくとも自分の仕事のレベルでは)
超有名アーティストが演奏してたり、ヨーコとショーンとそのガールフレンドが会話していたり。20そこそこの若者にとっては、舞い上がってしまうくらいありえないシチュエーションでした。後々、英語を使って仕事をするようになったことや、英語の先生になる原点は、コンサートでのアルバイト時代かもしれません。「好きな音楽+やりたい仕事+英語」の組み合わせは、とても楽しかったし、もっともっとやりたいと思っていたし、実際にそれからの数年間はそのアルバイトに没頭していたので。
Lenny Kravitzは実際には2曲演奏していたのですが、もう一曲のCold Turkeyです。
追伸
最近ブログの更新頻度が下がっています。忙しいのと体の調子がイマイチなので無理しないようにしているのですが、ブログを楽しみにしている読者の方には申し訳ありません。
今日はちょっと肩の力を抜いて、昔話を書きました。