2017年の第1回目、1月8日の韓国 第323回TOEIC公開テスト、ソウル市内金浦空港近くの高校で受験しました。では今日のテストの難易度をお届けします!
韓国でもフォーム番号がバーコード化され、受験したフォームは不明(おそらく4NIC1)。テストは10時11分に開始、終了は12時13分でした。
全体としての難易度は、これまでの新形式テストをかんたん・普通・難しいの3つに分類すれば、「難しい」レベルと判断します。
パート毎の感想(難易度)は以下の通りです。
Part 1: 普通
Part 2: 普通
Part 3: 普通
Part 4: やや難
Part 5: やや難
Part 6: やや難
Part 7: やや易(SP 普通、DP やや易、TP 普通)
※ 難易度は 易・やや易・普通・やや難・難 の5段階評価です。
Part 1は「普通」。人物1名の写真が2問、人物2名の写真が2問、人物多数が1問、人の写っていない写真が1問(屋内)でした。毎回1問ほど、写真の中に乗り物が登場します。今回は1問、自動車が写っていましたが、正解には関係しませんでした。
Part 2は「普通」。WH疑問文が少なめ(9問)で、難し目の「間接的な応答」がいつもどおり出題されています。間接的な応答とは、「どちらのトレーニングに申し込めばいいの?」に対して、「どれも来月まで延期されたよ」といった答え方をするもの。ですが、新形式としては「普通」レベルでした。
Part 3は「普通」。今回は意図問題 2問にグラフィック問題 3問。選択肢がフルセンテンスとなる設問は読解スピードが問われるため、難しくなりがちですが、そのようなフルセンテンス問題は5問(うち意図問題が2問)ありました。Part 3/4のグラフィック問題は、「キーワードを聞き取る」ことで正解がサクッと選べるものが多いですが、3問ともそのような「キーワード系」ではなく、ここだけ見るとやや難し目でしたね。
Part 4は「やや難」。意図問題 3問とグラフィック問題 2問が出題されました。フルセンテンス問題は7問(うち意図問題が3問)ありました。グラフィックは2問中1問が「キーワード系」でした。全体を通じて難しい設問がいくつか気になったため、「やや難」との判断です。
Part 5は「やや難」。品詞問題8問、動詞形2問、代名詞2問(うち格1問)、前置詞・接続詞・副詞が5問、その他の文法問題(前置詞に他の品詞がミックス)が1問、語い問題10問(名詞 3、動詞 4、形容詞 1、副詞 2)、前置詞 2問でした。ちょっと悩まされる問題がいくつか印象に残ったため、「やや難」とします。
Part 6は「やや難」。文章量が全体として多めでした。文脈問題は計11問で標準的な量。うち4問を占める文選択問題の難易度も標準的。残りの文脈問題は語い 3問、時制 2問、接続副詞 1問、代名詞 1 問で、全体としての難易度は「やや難」。
Part 7は全体としては「やや易」。文章量は特にトリプルパッセージで多め。同義語問題は全部で4問、難易度としては標準的でした。トリプルパッセージはarticleやe-mail中心で文章量が多く、一見手強い!と思ったのですが、複数文書参照の設問が少ないからか、見た目ほど難しくありませんでした。
相澤自身の本日の時間配分は以下のとおり。
Part 5 10:58〜11:10 12分
Part 6 11:10〜11:20 10分
Part 7 SP-シングルパッセージ 11:20〜11:47 27分
Part 7 DP-ダブルパッセージ 11:47〜11:54 7分
Part 7 TP-トリプルパッセージ 11:54〜12:11 17分
受験の報告は以上です。
テストの後は韓国料理で空腹を満たしました!